ジュースのどこがダメなの?

ブログ, 食べて養う

こんにちは。

 

心技体のお手入れ専門トレーナー
矜恃ノススメ 西川菜緒子です。

 

今日は読者様からリクエストがあり
多くの選手が大好きなジュース(清涼飲料水)のお話。

ジュース=砂糖の摂りすぎ=虫歯・肥満
=だから良くない、くらいの認識は誰もが持っていますよね。

けれども最近は「カロリーゼロ」「ノンシュガー」などと
銘打たれた商品が多く出回り
抵抗なくジュースが手に取られています。

 

しかしながらスポーツ選手には身体づくりが必須事項。

大きくなりたい(させたい)
怪我したくない(させたくない)

そう望んでいる選手と保護者の皆さまには言いたい。

 

市販のジュースなんて
よほどのことがない限り

口にしなくてもいい食べ物。

“よほどのこと”とは
水分・糖分補給の緊急性があるとか
液体で摂取する必要性にかられている…なのに他に適当なものがない場合。

あとは人間関係上どうしても飲まざるを得ない…!
ってときか(笑)

 

では市販のジュース(清涼飲料水)の成分のうち
今日は糖分に注目し
皆さんの身体にどう作用するかをお話します。

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清涼飲料水は「甘くて美味しい」
=糖分が多く含まれることはご存知ですよね。

以下の写真は清涼飲料水に含まれる砂糖の量ですが


出典元

これだけの砂糖、普通に食べられませんよね…!

 

世界保健機関(WHO)の推奨によると
砂糖類の摂取量は1日の糖質摂取量の5%以下。

標準体型の大人で25g(小さじ6杯=大さじ2杯)以下とされています。

上記の写真を見ても分かりますが
大さじ2杯はゆうに超えてますよね。

〇ックのシェイクは42.9g=約大さじ5杯!
ス〇バのフラペチーノ(Gサイズ)53~66g=約大さじ6~11杯!

砂糖そのものは糖質の1つで
身体を動かすエネルギー源になりますが
摂りすぎると脂肪に変わります。

(甘いものは太ると言われる理由がここにあります)

 

けれどもパフォーマンス向上をしたい皆さんは
太る・太らないで食べ物を考えてはいけません。

カロリーの高い・低いだけで判断するのもNGです。

 

*どんな栄養素でどんな作用をするのか

*どういう食べ方(飲み方)が血肉となるのか

「消化と吸収と代謝」という観点でも考えるようにして下さい。

 

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栄養素は大きく分けて
糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル
5つあります(五大栄養素といいます)。

 

糖(糖質の一種)は吸収の早いエネルギー源です。
糖質は消化される際にブドウ糖になり
これが代謝機能に働きかけることでエネルギー源に変わります。

 

この消化の際に必要なのが
体温の維持、食べ物の消化、脳の働きなどに重要な働きをする
ビタミンB群カルシウムなどの栄養素です。

 

ジュースをたくさん飲むということは
糖質がしょっちゅう、大量に入ってくるということ。
すなわち
体内のビタミンB群カルシウム
しょっちゅう、大量に使われてしまいます。


(小さいパックジュースだから砂糖が少ない…なんてことないですね)

 

たとえば
筋肉をつけたいとタンパク質である肉を食べても
元々肉類は消化に時間がかかる性質上

“そっち(糖質の消化)で先に使われたら
こっち(たんぱく質の消化)の分の
ビタミンB群もう残ってないやん!”

ってことになり
結果的に筋肉がつかない…なんて図式が成立します。

 

カルシウムにしても同様のことが起こります。
カルシウムは皆さんご存知の通り
骨の形成に重要なミネラルです。

昨今の食材にはミネラル含有量が少なくなっており
意識して食べなければミネラルは摂取しにくいのですが

そこにきて
カルシウムが砂糖を消化するためにどんどん消費され
わ!カルシウム足らんようになってきた!となると
身体は我が骨を分解してカルシウムを使います。

そうすると骨を丈夫にしたい、背を大きくしたいと思っても
難しくなりますよね。

 

皆さんが運動するときのエネルギーになる栄養素や
血や筋肉、骨を作っていくのに大切な栄養素が
ジュースで先に消費されてしまうとどうなりますか?

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また、ジュースの糖分についても諸説あります。

「砂糖」のうち白砂糖は精製された糖で
依存性が非常に高いと言われています。

ほとんどのジュース原料に使われている
果糖ブトウ糖液糖という異性化糖は
トウモロコシが原料で残留農薬の絶対量が懸念されます。

スクラロースやアスパルテームなどの
人工甘味料の危険性はよく取りざたされるところ。

 

そこにきて白砂糖は酸性のものという見解もあります。

酸性だと仮定した場合、人体は弱アルカリ性なので
酸性のものが大量に入ってくると
中和するために体内のミネラル分を使い
ここでもカルシウムが一番使われてしまいます。

しかし私に言えるのは諸説の真偽や何や考える以前に

ダメ!摂りすぎ!ゼッタイ!ってことですね。

 

砂糖を糖質の一種として考えるとき
普段の食事にも糖質はたくさん含まれています。

パンやケーキが大好き
ジュースも大好き
キャンディやアイスも大好き

…なんて生活をしている人は
ほら、また写真を見て砂糖の量を確認して下さい。

ジュースを飲んでいると
糖が多くなって身体を作るために食べたものが
エネルギーや筋肉や骨になってくれないばかりか
身体の糖化も進みます。

砂糖を消化するためにミネラルが多く使われることで
活性酸素が増えて酸化も進みます。

糖化酸化についてはまた別頁を割くことにしますが
糖化(焦げる)と酸化(錆びる)がダブルで進むことで
細胞がどんどん劣化するのです。

単純に考えて
物質が焦げて錆びたらモロくなりますよね(怖!!)。

 

食べてるのに大きくなれない
怪我したらすぐ骨までいってしまう

…と悩んでいる選手や保護者は
いま一度ジュースとの付き合い方を見直してみて下さい。

 

少なくとも私が関わるスポーツ現場では
骨の怪我をする選手が多いし
彼らのジュースの飲みっぷりは見事です。

 

~ここまで読んで下さって多謝~

奈良|大阪 パーソナルトレーニング
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矜恃ノススメ 西川菜緒子

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Posted by 西川菜緒子